[故人の遺品整]オススメの業者は?失敗しない業者選びのポイント
あまり大きなニュースではありませんが、大事なことなので備忘録がわりに記事にします。故人の遺品整理をめぐり、トラブルが相次いでいるようです。まず大事なのは何と言っても業者選び!正しい知識を持って良い業者を選びましょう。
悪徳回収業者の実態!貴重品を無断回収&見積もり4倍!
故人の遺品を片付ける「遺品整理」をめぐり、貴重品の無断回収や大幅な追加料金など業者とのトラブルが相次いでいる。1人暮らしの高齢者などの「孤立死」が増加傾向にあり、今後も遺品整理業者に対する需要は高まるとみられ、国民生活センターなどは優良業者を見極めるよう呼びかけている。(ソース:遺品整理業者のトラブル続出 貴重品を無断回収、見積もり4倍請求 (産経新聞) - Yahoo!ニュース)
これは依頼する側が「そういった業者」に任せてしまった結果。そのような気がします。大幅な追加料金はともかく、貴重品の無断回収、これは遺族が気をつければ防げる被害です。まず大切なのは業者選び「リサイクル業者」か「買取業者」か。ここが大事なポイントです。
故人の遺品を現金化!遺品整理は絶対「買取業者」へ!
なぜこのようなことを書いたかと言いますと、私、すこーしだけこっちの業界を知っているんですね。なので“私の”もう一度言います“私の”主観で記憶と実例を元に書いていきます。で、この記事は無駄に業者に処分させることを目的としているのではなく、故人が大切にされたものを、1円でも高く売却し「お金として」遺族に戻してあげることを目的としています。
1円でも損をしないための備忘録!まずはじめに遺族側がすべきこと
まず大事なことは、「遺品に貴重品が含まれていないか」これをしっかりとチェックすることが何より大事です。遺品を一つ一つ細かくチェックし、貴重品・不要品の分別をしてください。
現金以外にも「貴金属類・ブランド品(バッグ・時計)」をはじめ、「切手・古銭・記念硬貨・掛け軸・着物・骨董品」なども貴重品としてのくくりです。極端な話、自転車・電動バイクなども“売れます”杖だって売れますよ。
入手するときにお金がかかったと思われる物は貴重品として管理対象としてください。そしてこれらのものはまず間違いなく「売れる」と思ってください。(遺族側が支払って処分するものではなく、売却することにより、遺族側がお金がもらえます)
ここで注意すべきポイントが有ります。それは「貴重品か処分品かわからないものは貴重品とすること」です。勝手に処分品とするのではなく、迷った物は一度専門家に診てもらうべく「貴重品」に分類してください。
この段階で、貴重品の分別が終わった「価値の無いと判断できるもの」はリサイクor処分業者に依頼し、処分してもらいましょう。
分別後の貴重品はジャンルごとにダンボールへ
ある程度分別ができた貴重品は、ジャンルごとにダンボールに仕分けしましょう。「貴金属類」「ブランド類」「骨董類」などとすると良いかと思います。
遺品で割と多いのが切手ですので、例えば切手をストックブックなどに保存している場合、バラバラにせずにそのままにしておきましょう。
指輪・ネックレス・時計などもそうです。洗ったり磨いたりせずそのままの状態で専門業者の査定を受けましょう。
査定・買取のスタイルを選びます
買取には「店頭買取」「宅配買取」「訪問買取」の3種類があります。業者に依頼する前に、遺族間で買取スタイル・店頭買取の場合「誰が持ち込むか」、もし買い取ってもらった際「売却金の分配」についてもしっかり話しあっておきましょう。
ここがポイント!オススメの業者選び
実際に私が足を運び利用した方の話を元に選んだ業者をご紹介します。ちなみにこれはステマではありません。あと、首都圏中心で選んでますので、地方にお住まいの方には馴染みがないかもしれません。すみません。
チケット大黒屋
オレンジの看板に黒文字で「大黒屋」の看板でお馴染み。全国最大手の買取店です。全国に約150店舗。チケット・金券の高価買取のイメージが強いですが、貴金属・ブランド品も得意としています。
大黒屋|チケット、ブランド品、外貨両替、買取&質屋
おたからや
全国に200店舗以上展開の大手買取チェーンです。貴金属・ブランド品も取り扱いますが、特に切手・古銭など、骨董系も得意としています。
おたからや [金買取・プラチナ買取・刀剣買取・切手買取・古銭買取・骨董品買取・貴金属買取・金銀メダル買取・金貨買取・小判買取・ブランド品買取・テレカの即金高価買取、販売]
ブランド楽市
店舗数こそ少ないものの、ブランド品に関しては圧倒的な高額買取りを実現するチェーン店です。故人がブランド時計・バッグをたくさんお持ちなら、まずはブランド楽市で査定を受けられることをオススメします。
ブランド買取なら高価買取のブランド楽市|ブランド品高価買取店
たんぽぽハウス
貴重品の売却先ではありませんが、故人が洋服をたくさんお持ちなら、捨てずに!洋服だってまだまだ着れるものならお金になります。たんぽぽハウスは全ての洋服に値段をつけることをモットーとしています。
たんぽぽハウス
以上4社をご紹介しましたが、近くに店舗がある場合は直接持ち込まれてみてはいかがでしょうか。4社とも無料査定を行っているはずなので、他社と比べることもできます。査定してもらっても必ず売る必要はありませんので、参考までに値段を聞いておくこともオススメです。
店舗に行けない方のために
上記4社は「宅配買取」「訪問買取」にも対応しています(全店が対応しているわけではありませんが)。店舗に行けない方は一度お電話されてみてはいかがでしょうか。ネットでのカンタン査定を受けられる会社もありますよ。(ネット検索してみてください)
買取不要の方はリサイクor処分業者へ
「貴重品の仕分けが面倒」「現金化しなくても良い」そうお考えのご遺族はリサイクor処分業者へ連絡をし、処分を依頼しましょう。業者によって相場は様々です。おそらく「キロ●●円」という費用算出かと思います。
時事ねたニュース的 まとめ
少し厳しい言い方をします、非難覚悟で。今回のニュース「遺品整理業者のトラブル続出」は、無知な遺族がよくわからずに業者に依頼した結果だと思っています。もちろん業者が悪徳業者だったということもあるとは思いますが、遺品を処分依頼→いや、貴重品があったはずだ!と騒ぐのはあとの祭り。
遺品は処分する前に必ず“仕分け”をしてください。上記の通り、入手するときにお金がかかったと思われる物は値が付く可能性が極めて高いです。処分業者に高いお金を払って処分する前に「1円でも手元に残す」ことを考えてみませんか?処分業者へ依頼する前に、買取業者へ。
※これはあまり大きな声では言えませんが、遺品整理のトラブルを未然に防ぐ意味でも「生前整理」も検討対象かと思いますよ。
補足)遺品を売却すると相続税が発生します。が、それは何千万円もの売却になった場合のお話です。不安な方は買取業者に直接聞いてみてください。
遺品整理・生前整理、まずは「正しい知識」を!
売り上げランキング: 31,497